新築のマンションに納品させていただいた、こちらのカップボードについて詳しく解説します!
目次
全体構成
物件番号:カップボード No.220091
吊戸棚サイズ:W1220, H500, D470mm
下台サイズ:W1220, H915, D600mm
扉面材:メラミン
本体面材:低圧メラミン
幅1220mmで吊戸棚と下台に分かれたセパレートタイプのカップボードです。
吊戸棚には両開き扉と片開き扉が1箇所ずつ、下台には浅い引出しが4段と深い引出しが1段、扉が付いたダストスペースも備わっています。
扉の面材にはメラミン素材の「AICA / K-6115KN 」、天板の面材にはメラミン素材の「AICA / TJY508K」をご選定いただきました。
扉に使用しているグレーベージュの面材は、シンプルながら存在感と温かさのある印象になります。また、天板がナチュラルな柄の木目柄で、より家具っぽい雰囲気のあるカップボードに仕上がりました。
設計のポイントを解説!
①大きめサイズの収納
奥行きは吊戸棚470mm/下台600mmのサイズ設計です。一番ご要望が多い奥行きのサイズは吊戸棚350m/下台450mm程度で、収納したいお皿のサイズや家電のサイズに合わせて設計が可能です。
吊戸棚の奥行きは下台より100mm以上小さい設計になることが多く、天板の上にある家電を使っていても頭がぶつからず、キッチンにあるダウンライトの光が吊戸棚に遮られることなく天板の上を照らしてくれます。
②どの角度からみても抜けの無いデザイン
下台の奥行きが隣の袖壁よりも大きかったため、下台にはエンドパネルを貼ってデザイン性を損なわない工夫をしています。
エンドパネルを付けない場合は、家具本体の色である「ホワイト」が見えます。冷蔵庫とカップボードのレイアウト次第では、家具の側面が見えない位置関係であることも多く、その場合はエンドパネルを付けずにより多くの収納スペースを確保するご提案をする場合もあります。
③生活感を隠せるダストスペース
ダストスペースは、扉で完全に覆うことができる仕様で設計しています。キャスターが付いたゴミ箱に対応できるよう、ダストスペースは家具の底板が無く床が見える仕様にしています。
④梁の下まで作ったピッタリサイズ
吊戸棚の高さは、もともと天井にあった梁型の下端に合わせています。吊戸棚の扉が正方形に近い形となり、より可憐な雰囲気になりました。
最後に
今回ご紹介した家具の詳細や、お見積・お打合せ依頼はコチラからお待ちしております。