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自由だからこそ
オーダー家具といえば「サイズが自由」で「色も自由」。
サイズは「設置場所と欲しい機能」を基に決まりますが、色は何を基準に選べばいいでしょうか?
もちろん「これだ!」と思う色をお選びいただくのが一番ですが、何百種類以上もある面材サンプルを眺めていると、「結局どれがいいんだろう?」と分からなくなってくるものです。
そこで今回は、「LDKの空間を意識した色選び」について解説します。
色選びで迷子中の方、これから欲しい家具のイメージを膨らませたい方。ぜひご覧ください♪
どっちにする?
キッチンと同じ色柄
キッチンの隣に設置する事が多いカップボード。キッチン扉と同じ色柄を使用するのが主流です。
オーダー家具でも、ほとんどの場合、キッチンと同じ面材が使用可能です(一部、メーカー専用品番の場合はお選びいただけません)。
キッチンとは違う色柄
キッチン扉と違う色のカップボードも人気です。
最近はオープンキッチンが多く、リビング・ダイニングからカップボードがよく見えるんです。そのため、LDK全体の調和を意識した色柄も選ばれています。
施工事例を見ながら。何を基準に色を選ぶ?
①キッチンと同じ色
キッチン合わせ -パターン①-
下台はキッチンと同じ扉・天板ですが、吊戸棚は天板の面材を採用しています。ダイニング側からよく見え、なおかつ色の面積が広い場所は、同じ色柄にすると統一感が生まれますね。
キッチン合わせ -パターン-②
キッチン扉と同じく、ホワイトの面材を使用しています。しかし、キッチン扉は艶のある”鏡面仕上げ”、カップボードは艶の無い”マット仕上げ”の面材です。違う表面仕上げの扉が並んでいても、あまり違いは気になりません。
②建具と同じ色
建具合わせ -パターン①-
建具扉と並んだ位置にあるカップボードです。近くの建具と似た色柄を採用すると、カップボードが主張しすぎることなく馴染んだ雰囲気に仕上がります。
建具合わせ -パターン②-
こちらのカップボードは、吊戸棚を近くの建具扉、下台を隣のパントリーとリンクさせた色柄です。近くにある色味を取り入れると、カップボードだけが浮いてしまうのを避けられます。
③壁面と同じ色
壁面合わせ -パターン①-
ダイニングのエコカラットとマッチする色柄のカップボードです。色のトーンもほとんど同じで、部屋全体の連続性が生まれます。キッチン扉はダークブラウンですが、使ってみて違和感はない、とお客様から感想をいただきました。
壁面合わせ -パターン②-
キッチン周りの壁紙に色柄のテイストを合わせた、カップボードです。壁面の石目調タイルと合う単色カラーを選定いただき、高級感がさらに増しました。写真手前に少し見えるキッチンはブラック系の色柄ですが、どちらもシックで落ち着いたテイストなので、チグハグ感もありません。
④他の家具と同じ色
他の家具合わせ -パターン①-
キッチンカウンター下収納と、同じ色柄のカップボードです。色の面積が広い家具同士を同じ色柄にすると、LDKの中でキッチンだけが孤立して見えることがありません。
他の家具合わせ -パターン②-
リビングの家具に近い色柄を使用した、カップボードです。天板と吊戸棚には、テーブルやテレビ台と近い木目柄を採用しました。置き家具のようなコロンとした可愛らしさが増して見えますね。カップボード裏にはライトグレーのアクセントクロスが貼ってあり、下台扉のグレーとも調和しています。
最後に
今回は、「LDKを意識したカップボードの色選び」を解説しました。
楽しいけど難しい色選び。皆さまのより素敵な家具づくりの参考になりましたら幸いです。
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