カップボード選びで気になる”面材・素材の違い“。
素材の種類も多く、違いや選び方が分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、オーダー家具で使われる主な面材についてご紹介します。
カップボード選びで後悔しないためにも、ぜひ知っておいてくださいね。
カップボードの基本
カップボードは、大きく分けて下記の3つで構成されます。
・本体キャビネット
・扉
・天板


本体キャビネットの面材選び
本体キャビネットの一般的な面材は、下記の2つです。
メラミン化粧板 木質系ボードなどの基材にメラミン含侵シートを熱圧一体成型した化粧板。 硬く、耐汚染性・耐摩耗性・耐熱性・耐水性に優れており、システムキッチン等にもよく利用される。 ポリエステル化粧合板(ポリ合板) 化粧紙をベニヤに貼り、その上からポリエステル樹脂を塗布した化粧合板。 メラミン化粧板ほどの耐久性・耐水性・耐熱性はなく、価格は安価。 |
弊社では「メラミン化粧板」を採用しています。
外から見えない部材のため、安価な素材が選ばれがちですが、家具の基礎となる部分で、耐久性にも大きく関わります。カップボード選びの際にぜひ重視していただきたいポイントです。
扉の面材選び
扉に使われる主な面材は、下記の3つです。
オレフィン 家具の内側など見えない場所や建具扉に使われ、汚れや水に優れた化粧板。 メラミン 什器の天板などに使われ、汚れ・水・熱・擦れに優れた化粧板。 オレフィンシートに比べて表面強度が強く、傷つきにくい特徴がある。 その他の面材 ガラス扉:強化ガラスを使用したアルミサッシ付きの面材 ミラー扉:鏡を使用したアルミサッシ付きの面材 |
デザイン性を大きく左右する扉は「色柄」も重要ですが、「面材の違い」にも目を向けてみてください。
弊社では、AICAやイビケンなどのカラーラインナップから、お好きな素材・色柄をお選びいただけます(一部製作不可品番あり)。


天板の面材選び
天板に使われる主な面材は、下記の4つです。
オレフィン 家具の内側など見えない場所や建具扉に使われ、汚れや水に優れた化粧板。 メラミン 什器の天板などに使われ、汚れ・水・熱・擦れに優れた化粧板。 オレフィンシートに比べて表面強度が強く、傷つきにくい特徴がある。 天然石 重厚感と高級感があり、硬いため耐久性・耐水性に優れている面材。 キッチン天板には御影石が最も多く使われ、他の面材に比べて高価。 人造大理石(人工大理石) 天然石の欠点である水や汚れの染み込みやすさをカバーしつつ、天然石の高級感を保った面材。 フィオレストーンやシーザーストーンなどの商品が有名。 |
キッチンの天板には「人造大理石・天然石」が使われますが、カップボードは「メラミン」が人気です。
メラミンは傷汚れに強く、人造大理石・天然石より安価でご提供が可能です。色柄も豊富ですので、キッチン天板の人造大理石に似た色柄もございます。
扉と同用に、AICAやイビケンなどのカラーラインナップから、お好きな素材・色柄をお選びいただけます(一部製作不可品番あり)。


最後に
今回は、オーダーカップボードで使われる主な面材を紹介しました。
「素材の質感も気になる」
「どれを選べば良いのか、決められない」
そんな方でも大丈夫!
まずはお気軽にご相談ください。お話をしながら、専任のコーディネーターがご要望に合わせたプランをご提案します。